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 写真にみる あのころの和歌山 ―市外電車(戦前)編― 和歌山市では、明治42年(1909)に初めて和歌山水力電気株式会社の電車が走りました。当時の和歌山県庁前(現西汀丁)から和歌浦間が開通し、その後、路線延長、支線開通などで拡張していきました。これによって和歌山における交通状況が飛躍的に改善され、本町や和歌浦などでは観光客でにぎわい、和歌山の経済発展の一翼を担いました。
 和歌山の戦前の市街電車をまとめた古写真集はこれまでなく、貴重な写真が多数掲載されます。「煙の出ぬ汽車」と言われ、市民に慕われた「市電」に思い馳せていただきたく思います。

内容:和歌山市駅付近、本町付近、京橋付近、公園前付近、西汀丁付近、真砂丁付近、高松付近、秋葉山付近、和歌浦付近、旭橋付近、紀三井寺付近、浜の宮付近、新和歌浦への分岐線、新町線、年表など。

A4サイズ 本文32ページ
(全モノクロ・掲載写真82点)
平成24年2月発行
500円(送料215円)

 写真にみる あのころの和歌山 ―和歌浦(戦前)編―
内容:高松から和歌浦へ、妹背山付近、不老橋、市町前・エレベーター、片男波・和歌川河口、和歌海苔の作り方、御手洗池から出島へ、新和歌浦、和歌浦の人々(海の生活、人々のくらし、小学校、戦争、終戦)、関係年表など。

A4サイズ 本文32ページ
(全モノクロ・掲載写真92点)
平成23年2月発行
500円(送料215円)

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