和歌山市出身の画家・ヘンリー杉本(1900~90)は、戦前にアメリカへ渡りました。しかし、日米間で戦争が勃発し、杉本を含めた西海岸に住む日系人たちは敵性外国人とみなされ、収容所へと送られます。杉本は、日系人収容所での生活を絵に残し、記録しました。本展覧会では、ヘンリー杉本から和歌山市に寄贈された収容所絵画を展示し、戦争に巻き込まれた日系移民の歴史を振り返ります。
- 会期:2023年9月16日(土)~10月9日(月・祝)
- 開館時間:9時~17時(入館は16:30まで)
- 休館日:9月19日(火)、25日(月)、10月2日(月)
- 会場:和歌山市立博物館 2階 特別展示室
- 入館料:一般・大学生100円 高校生以下無料
※20名以上の団体は2割引。
※和歌山市発行の老人優待利用券をお持ちの方は無料。
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方およびその介護人は無料。
- 後援:第2回和歌山県人会世界大会実行委員会
関連展示 ※本館所蔵のヘンリー杉本作品が出陳されます
「トランスボーダー:和歌山とアメリカをめぐる移民と美術」
- 会場:和歌山県立近代美術館 (和歌山市吹上1-4-14)
- 会期:9月30日(土)~11月30日(木)